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身代わりH

第24章 *知られていた

横の二人は驚いて目を見張り、新谷くんも一瞬同じような顔をした後、力任せに突き飛ばして来た。




ドンッ!




「きゃっ」




「可愛いから優しくしてやろうとしてんのに…オイタが過ぎると乱暴しちゃうよ?」




あたしはベッドの上で仰向けにされ、腕と足をがっちりと抑え付けられた。




「…いや!やめて!離して!」





抑え付ける指が食い込んで痛いし、生温いその温もりが気持ち悪くて必死にもがくけど、新谷くんはお構いなしに上に覆いかぶさって来た。




…嫌…こんなの嫌だっ!

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