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身代わりH

第4章 *お仕置き

その妖しい痺れは全身にやわやわと伝わり、痛みは薄らいでいく。




「…っ…、…んん…っ」




ぐちゅっ、くちゅっ!




結合部から漏れる淫らな音があたしの理性を掻き乱し、苦しげな吐息もいつのまにか甘いものに擦り代わっていた。




「…ぁんっ…や…っ」




それに合わせてお兄ちゃんの動きが早くなり、ベッドがギシギシと唸った。




「…っは…」




荒くなっていくお兄ちゃんの吐息が頬にかかる。




あたしの両脇に付いたお兄ちゃんの逞しい腕を汗が滑り落ちる。




-こんなの…絶対間違ってる。




なのに…どうして…抵抗しきれないの。




「-あっ…は…ぁっ…ん」




もう…わかんない…っっ。

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