身代わりH
第4章 *お仕置き
抑えられない熱にもどかしさを感じた頃、ふとお兄ちゃんは動きを止めてあたしの腕を拘束していたネクタイを解いた。
「-はぁっ、お兄、ちゃ…?」
そして、そう呟くあたしの腕を片腕ずつし自分の首に巻き付けた。
「“タクマ”だろ?」
「-!-」
「腕、外すなよ…もう泣いても止めないから」
-ズン!
「-あっ…!」
一層激しさを増した挿入感に、目が眩む。
ズチョぐちょぐちょぐちょ
ぐちょぐちゅぐちゅ
ずちゅぐじゅっぐちゅ
もう、痛いのか、気持ちいいのか、わからない。
ただひたすら、お兄ちゃんに縋りついて声を上げるだけ。
だからもう、呼び名とか、そんなのはどうでもよくて。
「…タクマ…っ、ぁんっ…!」
お兄ちゃんの…タクマの顔が見えない。
-なんて…切ない目をしてるんだろう…。
そう思った時、
「…ミク…ッッ!!」
と苦しげな吐息が聞こえて、お兄ちゃんがそれをあたしから引き抜いた。
「-はぁっ、お兄、ちゃ…?」
そして、そう呟くあたしの腕を片腕ずつし自分の首に巻き付けた。
「“タクマ”だろ?」
「-!-」
「腕、外すなよ…もう泣いても止めないから」
-ズン!
「-あっ…!」
一層激しさを増した挿入感に、目が眩む。
ズチョぐちょぐちょぐちょ
ぐちょぐちゅぐちゅ
ずちゅぐじゅっぐちゅ
もう、痛いのか、気持ちいいのか、わからない。
ただひたすら、お兄ちゃんに縋りついて声を上げるだけ。
だからもう、呼び名とか、そんなのはどうでもよくて。
「…タクマ…っ、ぁんっ…!」
お兄ちゃんの…タクマの顔が見えない。
-なんて…切ない目をしてるんだろう…。
そう思った時、
「…ミク…ッッ!!」
と苦しげな吐息が聞こえて、お兄ちゃんがそれをあたしから引き抜いた。