先生とあたしの関係。
第2章 *二人だけの教室*
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「もう今日は暗くなりそうだし帰っていいよ」
「えっ、あ、はい」
「明日の放課後も残れよ?」
「あ、は、はい」
「じゃあ送るわ」
「え、い、いやっ、いいですよ、そんなっ…」
「ぷっ。なーにそんな緊張してんだよ」
「だ、だって……。あっ!先生、メアド聞いていいですか?」
「あー、うん、いいよ」
と言って、ポケットから取り出し赤外線。
「よし、OK!行くぞ」
「本当に送ってもらっちゃっていいんですか?」
「いいから来いって!車酔いする方?」
「え、車?いや、大丈夫です!」
「よかった」
と言って駐車場へ。
あ、車で送ってくれるのか!!