仮面な人たちの恋愛夢小説
第10章 飼って飼われて愛されて、(WBL)
「照井‥っ、それ以上は俺…っ」
「もうギブアップか?フィリップとのときはもっと時間がかかっただろう?」
「そうだけどよ‥」
「君の気持ちはどうなんだ…?」
「…んなこと、わかんねぇーよ」
照井から顔を背けている翔太郎は何処か不安気で、そんな翔太郎に照井は小さく息をつき、そっと体を抱き寄せる。
その時まで照井は気付かなかったが、翔太郎のその細身の体が小さく震えていて、抱き締めた反動で無意識に自分にしがみついていることにいた。
恐怖と底知れぬ不安からうち震える翔太郎を、照井は強く抱き締めた。
「俺はフィリップじゃないんだぞ、左」
「分かってるよ、んなことは。‥なぁ、照井だったらこういう時どうしてくれるんだ?」
照井の腕の中で翔太郎は照井を見上げる。
すると照井は迷うことなく態度で示した。
先程までの狼のような様とは対照的に今度は、震えて火照った翔太郎の唇に優しく這わせていた。
すると翔太郎はそれを待っていたかのように自ら照井の後頭部を押さえつけて激しく溶け合う。
「もうギブアップか?フィリップとのときはもっと時間がかかっただろう?」
「そうだけどよ‥」
「君の気持ちはどうなんだ…?」
「…んなこと、わかんねぇーよ」
照井から顔を背けている翔太郎は何処か不安気で、そんな翔太郎に照井は小さく息をつき、そっと体を抱き寄せる。
その時まで照井は気付かなかったが、翔太郎のその細身の体が小さく震えていて、抱き締めた反動で無意識に自分にしがみついていることにいた。
恐怖と底知れぬ不安からうち震える翔太郎を、照井は強く抱き締めた。
「俺はフィリップじゃないんだぞ、左」
「分かってるよ、んなことは。‥なぁ、照井だったらこういう時どうしてくれるんだ?」
照井の腕の中で翔太郎は照井を見上げる。
すると照井は迷うことなく態度で示した。
先程までの狼のような様とは対照的に今度は、震えて火照った翔太郎の唇に優しく這わせていた。
すると翔太郎はそれを待っていたかのように自ら照井の後頭部を押さえつけて激しく溶け合う。