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「左…もう止まらないからな」

「はぅ…っ、ちょっ…！」

翔太郎の返答を待つよりも照井の動きは早く、翔太郎の小さな抵抗も虚しく全ての衣類を取りさらわれる。
やがて照井の手は翔太郎の下半身に向けられていた。
熱くなったそれに触れると、翔太郎は照井にしがみつき大きく反応を示した。

「意外に欲深いんだな」

「お前が焦らすからだっ」

「そんなにしてほしかったならもっと早くいってくれたら良かったじゃないか」

「え、ぁっ、ちょっまっ…！」

翔太郎は少々涙目になりながらも照井を見て、照井はゆっくりと体を重ねる。
その時翔太郎は、照井が一瞬複雑そうな表情を隠しきれずにいたのをしっかりと見ていた。

「なぁ…照井」

「何だ…？」

「お前無理してねぇーか？俺は、照井が好きだけどよ‥でも今の照井は苦しんでるように見えてならねんだ。もし俺なんかの為に無理してるんだったら…─」