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「翔太郎!見つけたんだ!新しい‥っ、彼女は誰だい…?」

「照井の新しい部下の愛羅ちゃんだ、コイツが相棒のフィリップ」

『照井さんから聞きました、仮面ライダーの右側で頭脳派の少年の‥』

「そうそう!って照井!Wのことまで教えたのか!?」

「ああ、彼女は信頼出来るからな」

「照井竜が言うなら間違いないだろう..宜しく、愛羅さん」

『宜しくお願いしますっ』

『さっ、愛羅さん、せっかく来たんだからゆっくりしていってよ!ね?いいでしょ竜くん!』

『ぇっ、でも…っ』

「そうだな…たまには息抜きも必要だろう」

『決まりっ!♪』

「照井竜、そろそろ珈琲を頼むよ‥?」

「ああ、今淹れよう」

事務所の長テーブルの所で、照井はいつものように珈琲を淹れ始める。
翔太郎はそれに釘付けでいて、愛羅はそんな二人を交互に見ていた。

「愛羅さん、君のこと、検索してもいいかな??照井竜が信頼する人間となると興味が湧いてきて気になるんだ」

『あっ、良いですよ?』

「本当かい!?感謝するよ!」

そう言ってフィリップはガレージに姿を消した。
愛羅は少し不安そうな顔をする。
理由は一つ、彼女の“過去”だ。