仮面な人たちの恋愛夢小説
第16章 love music(K)
「ん、今のところ少し違うぞ」
不意に指摘してきた音也が、彼女の後ろに行くと背中についた。
そっと彼女が玄を抑える指に触れて、丁寧に指導してくれる。
いつもながらに胸の鼓動を早めていた。
「脈が早いな…そんなに俺に触れられるのがいいか?」
『なっ、ち、違う…!』
「遠慮はいらない。素直になれ!俺に触れられてお前は幸福を感じている」
彼女の指に触れていた音也の手が手首を捕らえると、その手にキスをする。
嫌でも感じる自分に、彼女は音也に対して何も言えずにいた。
不意に指摘してきた音也が、彼女の後ろに行くと背中についた。
そっと彼女が玄を抑える指に触れて、丁寧に指導してくれる。
いつもながらに胸の鼓動を早めていた。
「脈が早いな…そんなに俺に触れられるのがいいか?」
『なっ、ち、違う…!』
「遠慮はいらない。素直になれ!俺に触れられてお前は幸福を感じている」
彼女の指に触れていた音也の手が手首を捕らえると、その手にキスをする。
嫌でも感じる自分に、彼女は音也に対して何も言えずにいた。