テキストサイズ

仮面な人たちの恋愛夢小説

第1章 雨の日のカプチーノ(F)

『いたっ...』

「っ..ごめん...」

『お兄さん..どうして..』

「気になってさ..後つけちゃったんだ、ごめんね...」

『そうだったんですか...あの..っ』

「さっきの女性、僕の今日別れた人なんだ」

『えっ...』

彼は雅に向き直って、突然そんなことを話した。
彼女は硬直する...。

「もう分かってるだろうけど、君の元彼なんだ、彼女の新しい相手」

『こんな..ことって...っ..』

「信じられない??でも、実際君も僕も自分の目でしっかりと見た..それは、何事にも変えがたい事実だよ」

何も言い返せないくらいの正当な答えを言ってきたものだから、彼女は何も言えなくなって黙り込む。
そんなとき、彼はこんなことを言った...。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ