
夜会で踊りましょ!!
第1章 橘様の浴衣
歩睦視点‘+’
「……ハー」
ため息をつき、携帯を棚に置くと、着替えをする。
彼は土居歩睦(つちい あゆむ)遥香の幼馴染。
「どうしたの」
友達が心配そうに近づいてきた。
「遥香の気まぐれで、モデルをする事になった…」
歩睦は胴着を簡単に畳むと、カバンに押し込む。
「気まぐれって…それって、遥香ちゃんとデートだろ!」
ニヤニヤしながら、友達は肘で背中を押す。
「ちがうよ…」
絡んでくる友達をうっとうしそうにする歩睦。
絡んでいるのは真鍋涼(まなべ りょう)歩睦の親友。
「じゃ、僕は帰るね」
歩睦は、カバンを肩にかける。
「ああ。おつかれ!」
涼は歩睦を開放した。
「おつかれ!」
歩睦は部室を出て行った。
「…あー絶対。歩睦は尻に引かれるなぁ…」
涼が将来の二人を脳内で想像している。
「さて、一人で行ってみるかぁ…」
棚に置いてあった二つ折りのチラシを出してみている。
チラシには、
『今日開店!オリジナルホットドック!先着1000名プレゼント!』
「お昼は、これだな!」
涼も急いで、着替え始めた。
「……ハー」
ため息をつき、携帯を棚に置くと、着替えをする。
彼は土居歩睦(つちい あゆむ)遥香の幼馴染。
「どうしたの」
友達が心配そうに近づいてきた。
「遥香の気まぐれで、モデルをする事になった…」
歩睦は胴着を簡単に畳むと、カバンに押し込む。
「気まぐれって…それって、遥香ちゃんとデートだろ!」
ニヤニヤしながら、友達は肘で背中を押す。
「ちがうよ…」
絡んでくる友達をうっとうしそうにする歩睦。
絡んでいるのは真鍋涼(まなべ りょう)歩睦の親友。
「じゃ、僕は帰るね」
歩睦は、カバンを肩にかける。
「ああ。おつかれ!」
涼は歩睦を開放した。
「おつかれ!」
歩睦は部室を出て行った。
「…あー絶対。歩睦は尻に引かれるなぁ…」
涼が将来の二人を脳内で想像している。
「さて、一人で行ってみるかぁ…」
棚に置いてあった二つ折りのチラシを出してみている。
チラシには、
『今日開店!オリジナルホットドック!先着1000名プレゼント!』
「お昼は、これだな!」
涼も急いで、着替え始めた。
