夜会で踊りましょ!!
第11章 橘様とは
「…もしもし」
柾季は小さい声で電話にでる。
「柾季どこ?」
携帯から聞えてきたのは遥香だった。
「…カフェにいる…」
柾季は小声で言う。
「ふーん…そぉ…」
遥香の素っ気無い返事で電話は切れた。
「…切れた…」
柾季は携帯をポケットに入れてテーブルの方に向きなおした。
「…電話…遥香ちゃんでしたか?…」
翼女はモジモジした表情をしていた。
(あー戻っちゃってる…あの積極的な顔もっとみたかった…)
脳内柾季は号泣中。
「あ、うん…」
何気に時計を見ると、14時を少し過ぎていた。
「あーもう、こんな時間なんだ」
柾季の言葉で、翼女も時計を見る。
「あ!ホントだ、場所取りしないと」
翼女が立ち上がる。
「ヤッホ!」
遥香がやって来た。
「あ!遥香ちゃん!」
翼女が今日一番の笑顔を遥香に向ける。
「あら、翼女ちゃんと一緒だったんだぁ」
遥香が翼女を見て、チラッと柾季をみる。
柾季は『なんだよ!』の顔で応戦する。
遥香は『ふふん』って笑う。
「あれ?歩睦は?」
柾季は歩睦がいないことに気づく。
柾季は小さい声で電話にでる。
「柾季どこ?」
携帯から聞えてきたのは遥香だった。
「…カフェにいる…」
柾季は小声で言う。
「ふーん…そぉ…」
遥香の素っ気無い返事で電話は切れた。
「…切れた…」
柾季は携帯をポケットに入れてテーブルの方に向きなおした。
「…電話…遥香ちゃんでしたか?…」
翼女はモジモジした表情をしていた。
(あー戻っちゃってる…あの積極的な顔もっとみたかった…)
脳内柾季は号泣中。
「あ、うん…」
何気に時計を見ると、14時を少し過ぎていた。
「あーもう、こんな時間なんだ」
柾季の言葉で、翼女も時計を見る。
「あ!ホントだ、場所取りしないと」
翼女が立ち上がる。
「ヤッホ!」
遥香がやって来た。
「あ!遥香ちゃん!」
翼女が今日一番の笑顔を遥香に向ける。
「あら、翼女ちゃんと一緒だったんだぁ」
遥香が翼女を見て、チラッと柾季をみる。
柾季は『なんだよ!』の顔で応戦する。
遥香は『ふふん』って笑う。
「あれ?歩睦は?」
柾季は歩睦がいないことに気づく。