夜会で踊りましょ!!
第11章 橘様とは
「あ…歩睦はねぇ…」
遥香が歯切れのよくない返事をする。
「遥香ちゃん!」
翼女が遥香と柾季の間に入ってきた。
「RYOUGO行ったんですか?」
遥香に詰め寄る翼女。
「あ、うん…」
遥香圧倒されてタジタジになる。
「どう、どうでした!」
キラキラした瞳で聞く翼女。
「どうって、とっても綺麗だったよ」
「ああ、いいな。私も行きたかった」
うっとりする翼女。
「柾季…ヘルプの電話があったから、私は帰るわ」
遥香が柾季を小さく言う。
「ショーは?」
「見たいけど、お店が優先!」
「だな…じゃ送るよ」
「いいわよ!歩睦と帰るから…」
「でも…母さんとの…」
「おばさんとの約束は、翼女ちゃんのエスコートでチャラにしてあげる。
終わったら、家まで送ってあげてよ!
はい。デート代♪」
遥香は柾季の掌に四つ降りにしたお金を渡す。
「ご、五千円!いいのかよ」
渡されたお金を見てビックリする柾季。
「もちろんよ!翼女ちゃんよろしくね」
ウインクする遥香。
「まかせとけ」
小さく拳を作る柾季。
遥香が歯切れのよくない返事をする。
「遥香ちゃん!」
翼女が遥香と柾季の間に入ってきた。
「RYOUGO行ったんですか?」
遥香に詰め寄る翼女。
「あ、うん…」
遥香圧倒されてタジタジになる。
「どう、どうでした!」
キラキラした瞳で聞く翼女。
「どうって、とっても綺麗だったよ」
「ああ、いいな。私も行きたかった」
うっとりする翼女。
「柾季…ヘルプの電話があったから、私は帰るわ」
遥香が柾季を小さく言う。
「ショーは?」
「見たいけど、お店が優先!」
「だな…じゃ送るよ」
「いいわよ!歩睦と帰るから…」
「でも…母さんとの…」
「おばさんとの約束は、翼女ちゃんのエスコートでチャラにしてあげる。
終わったら、家まで送ってあげてよ!
はい。デート代♪」
遥香は柾季の掌に四つ降りにしたお金を渡す。
「ご、五千円!いいのかよ」
渡されたお金を見てビックリする柾季。
「もちろんよ!翼女ちゃんよろしくね」
ウインクする遥香。
「まかせとけ」
小さく拳を作る柾季。