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薔薇はあいを囁く

第2章 薔薇の香りの麗人



唇を割って舌がはいってくる。

立人さんの舌が生き物みたいに、あたしの口内を蹂躙されて、頭がボーっとしてくる。


「…んはぁ…ぁあっ…!!」


気持ちがいい。

もっともっとって、欲しくなる。


唇を離されたときには、体の力が入らなくなっていた。


「クス(笑)あいの顔、やらしい。」



「…あっ、やぁ…!!」



「見える?見えるよね?自分の感じてる顔。」



天井が、一面、鏡になってるなんて。

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