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薔薇はあいを囁く

第2章 薔薇の香りの麗人



「予定変更だね?」


「はい。」


目を輝かせてそう言うと、立人さんの顔が近づいてきた。


キスされると思ったら、耳に息を吹きかけられる。


「あい。オレのこと煽って、楽しい?」


「へ?」


「今夜は薔薇のお風呂に入れて、終りにしてあげたかったけど無理だ。」


「…立人さん?」



「僕の部屋に行こうか。」


疑問系ではなくて、肯定された気がしますが?

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