赤い恋 ~sho sakurai~
第32章 さよなら
私はポケットから音楽プレイヤーを取り出して、イヤホンを耳に付けた。
結「…、」
指先は一つの曲を選んで、静かに私の中へ流れこんできた。
一人一人を、しっかり思い出す。
結「…相葉ちゃん、」
いつも笑顔で相葉ちゃんを見ればいつだって笑顔になれた。
天然ぶっかましてるけど、いざとなれば頼りになる、最大の力を発揮できる、奇跡のミラクルボーイ。
ー『優しさはいつだって寂しさをつれてる……』ー
結「…、潤くん……」
ほんとはすごく優しくって、末っ子のくせにとっても頼りがいがあって、いつも安心させてくれる。
見た目では誤解されてるかもしれないけど、とっても可愛くてまさに天使。
ー『数え切れぬ思い出に今は目を閉じていさせて……』ー
結「……にの…、」
暖かい心でいつも私の話を聞いてくれた。的確なアドバイスはまさに正解の道へ繋がってて。
いつも深い言葉をくれた。
にののお陰でなんど元気になれたことか。
ー『ずっと僕の宝物さ 可笑しいくらい君が好き……』ー
結「……智くん…、」
釣りと絵が大好きで大の得意。
ダンスが上手で、歌声は聴く人を魅了する。
私も何度、智くんの歌声に感動したことか。
あの独特な雰囲気で優しく包み込んでくれて、とっても安心できた。
リーダーやってないように見えて、智くんがリーダーじゃなきゃ嵐は嵐じゃなかったかもね(笑)
ー『いつか君が笑えるなら 僕は心から手を振るよ……』ー
そして…………、
結「…………翔ちゃん……」
素直じゃないくせに優しくて。
不器用なくせにいつも一生懸命で。
いつだって誰よりもおいしそうに私のご飯を食べてくれた。
翔ちゃんの大きく笑う笑顔が私は大好きで。
照れてる横顔は真っ赤で可愛かった。
喧嘩っ早いとは思ってたけど、沙良さんにキレたときはさすがにびっくりしたよ。
こんなときだから、こんなときだから笑いたいのに…。
結「……っふ…、」
涙が…、止まらない…。
ー『隣で手が触れるだけで伝わらないかな さよなら…。ギュッと握り合う手と手に信じた夢は動き出す ずっと君を忘れないよ 甘い夕空が溶けてゆく』
大好き…。大好き、大好き。
みんなが大好き。
ほんとは離れたくない…。
だけど…。
結「ありがとう、さよなら」
結「…、」
指先は一つの曲を選んで、静かに私の中へ流れこんできた。
一人一人を、しっかり思い出す。
結「…相葉ちゃん、」
いつも笑顔で相葉ちゃんを見ればいつだって笑顔になれた。
天然ぶっかましてるけど、いざとなれば頼りになる、最大の力を発揮できる、奇跡のミラクルボーイ。
ー『優しさはいつだって寂しさをつれてる……』ー
結「…、潤くん……」
ほんとはすごく優しくって、末っ子のくせにとっても頼りがいがあって、いつも安心させてくれる。
見た目では誤解されてるかもしれないけど、とっても可愛くてまさに天使。
ー『数え切れぬ思い出に今は目を閉じていさせて……』ー
結「……にの…、」
暖かい心でいつも私の話を聞いてくれた。的確なアドバイスはまさに正解の道へ繋がってて。
いつも深い言葉をくれた。
にののお陰でなんど元気になれたことか。
ー『ずっと僕の宝物さ 可笑しいくらい君が好き……』ー
結「……智くん…、」
釣りと絵が大好きで大の得意。
ダンスが上手で、歌声は聴く人を魅了する。
私も何度、智くんの歌声に感動したことか。
あの独特な雰囲気で優しく包み込んでくれて、とっても安心できた。
リーダーやってないように見えて、智くんがリーダーじゃなきゃ嵐は嵐じゃなかったかもね(笑)
ー『いつか君が笑えるなら 僕は心から手を振るよ……』ー
そして…………、
結「…………翔ちゃん……」
素直じゃないくせに優しくて。
不器用なくせにいつも一生懸命で。
いつだって誰よりもおいしそうに私のご飯を食べてくれた。
翔ちゃんの大きく笑う笑顔が私は大好きで。
照れてる横顔は真っ赤で可愛かった。
喧嘩っ早いとは思ってたけど、沙良さんにキレたときはさすがにびっくりしたよ。
こんなときだから、こんなときだから笑いたいのに…。
結「……っふ…、」
涙が…、止まらない…。
ー『隣で手が触れるだけで伝わらないかな さよなら…。ギュッと握り合う手と手に信じた夢は動き出す ずっと君を忘れないよ 甘い夕空が溶けてゆく』
大好き…。大好き、大好き。
みんなが大好き。
ほんとは離れたくない…。
だけど…。
結「ありがとう、さよなら」