テキストサイズ

身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第16章 第四話 【永遠の少女】 愛しき者

 抱え上げられ、華奢な身体はくるりと反転させられた。そのままの体勢で彼の上に尻を落とされる。
「―深い、深いわ。ユン」
 丁度、明姫の背中がユンの逞しい胸板にぴったりと当たっている。そのような体勢を取ったのは、もうかなり膨らんでいる明姫の腹を気遣ってもあるだろう。向かい合ったままでは、正直、突き出た腹が当たり、あまり烈しい営みはできない。
 既に入念な愛撫で明姫の蜜壺は十分に潤みほころびている。腰を落としただけで、ユンの剛直が彼女の秘口に当たった。ユンが耳許で含み笑い、腰を下から突き上げる。たったそれだけで明姫の蜜壺はユンの猛り立っ切っ先をいとも容易く飲み込むのだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ