身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第24章 第二部 【身代わりの王妃】 ひそやかな恋情
「殿下」
狼狽える声には取り合わず、激情のままに唇を塞いだ。
「チョ―」
春花は小さな手でユンの胸板を押し返そうとするが、抵抗はあっさりと抑えこまれる。
「苦し―」
あまりにも長く唇を塞がれ、春花がわずかに唇を開いた。その隙にユンの舌が入り込み、逃げ惑う彼女の舌を絡め取り、乱暴に吸い上げる。荒々しい口づけはいつまでも続いた。
一旦離れたかと思えば、すぐにまた荒々しく塞がれる。
「いや!」
春花が渾身の力を出したため、今度はユンも勢いで彼女を離さざるを得なかった。
狼狽える声には取り合わず、激情のままに唇を塞いだ。
「チョ―」
春花は小さな手でユンの胸板を押し返そうとするが、抵抗はあっさりと抑えこまれる。
「苦し―」
あまりにも長く唇を塞がれ、春花がわずかに唇を開いた。その隙にユンの舌が入り込み、逃げ惑う彼女の舌を絡め取り、乱暴に吸い上げる。荒々しい口づけはいつまでも続いた。
一旦離れたかと思えば、すぐにまた荒々しく塞がれる。
「いや!」
春花が渾身の力を出したため、今度はユンも勢いで彼女を離さざるを得なかった。