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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第25章 第二部 【身代わりの王妃】  想いのゆくえ

 両脚を抱え上げられ、背が反り返るほど高く身体を持ち上げられた。大切な場所がこの体勢では丸見えのはずだ。
―いやっ、こんなのは、いや。
 春花は泣きじゃくった。
 しかし、泣くどころではなくなった。唐突に激痛が秘所から下半身を貫いたのだ。その時初めて、彼女は自分の蜜壺を大きな猛々しい屹立が刺し貫いているのに気づく。まさに、下から串刺し状態にされているのだった。
―痛い!!
 狭い隘路をその大きなもので少しずつ押し広げられているような感覚だ。やがて激痛は疼痛に変わったが、それでも、痛むことには変わらない。

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