身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第5章 第一話【桜草】 別離という選択
ユンはしばし明姫を見つめ、胡座をかいた。お互いに何も身につけていないため、姿勢によっては酷く淫らに見えることもある。今もユンは生まれたままの姿で無防備に座っている。
視線はどうしても彼の下半身にいってしまう。つい今し方まで、明姫を何度も刺し貫いていた彼自身は再び勢いを取り戻し、隆と屹立している。明姫は眼のやり場に困り、さりげなく彼から視線を逸らした。
男性は女と異なり、そういうことに関して、あまり注意を払わないものらしい。明姫の動揺などまるで意識にない様子で、ユンは淡々と続けた。
視線はどうしても彼の下半身にいってしまう。つい今し方まで、明姫を何度も刺し貫いていた彼自身は再び勢いを取り戻し、隆と屹立している。明姫は眼のやり場に困り、さりげなく彼から視線を逸らした。
男性は女と異なり、そういうことに関して、あまり注意を払わないものらしい。明姫の動揺などまるで意識にない様子で、ユンは淡々と続けた。