身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第11章 第二話 【桔梗の涙】 しばらくの別離
自分はきっと明姫を烈しく求めることになるだろう。まだ漸く健康を取り戻したばかりで、心配はないのか。
ユンの不安を見通したかのように、明姫は笑う。
「私なら大丈夫です。何度も言わせないで下さい。これでも私の方からお願いするのは、かなりの勇気が要るんですから」
「そなたは最後まで可愛いことを言うな」
ユンが明姫を強く引き寄せた。狂おしく唇を合わせながら、待つのももどかしいと言いたげに彼女の上衣の紐を解いてゆく。その下の下着も取れば、後は胸に布を巻いただけの姿になる。その布をするすると解きながら、ユンは唇を明姫の身体に次々と落としてゆく。
ユンの不安を見通したかのように、明姫は笑う。
「私なら大丈夫です。何度も言わせないで下さい。これでも私の方からお願いするのは、かなりの勇気が要るんですから」
「そなたは最後まで可愛いことを言うな」
ユンが明姫を強く引き寄せた。狂おしく唇を合わせながら、待つのももどかしいと言いたげに彼女の上衣の紐を解いてゆく。その下の下着も取れば、後は胸に布を巻いただけの姿になる。その布をするすると解きながら、ユンは唇を明姫の身体に次々と落としてゆく。