身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】 再会
「久しぶりに明姫の愛らしい啼き声を聞いた」
その声がユンの最後の理性の糸を断ち切ったようだった。ユンがいきなり獣と化し、明姫に襲いかかった。幾重にも巻かれた胸の布がするすると解かれ、乳房を露わにされる。
二年前よりぐっと豊かにふくよかさを増した胸のふくらみを骨太の指で包み込まれただけで、珊瑚色の唇からはすすり泣きのような声が洩れた。
今、明姫は上半身は裸で、ユンの膝にまたがっていた。下はチマをまだ付けているものの、その下のズボンや下穿きはとうに脱がされてしまっている。チマの裾が大きくまくれ上がったその下からは、白い眩しい太腿が露わになり、何も身につけていない全裸よりも、かえって淫らに見える。
その声がユンの最後の理性の糸を断ち切ったようだった。ユンがいきなり獣と化し、明姫に襲いかかった。幾重にも巻かれた胸の布がするすると解かれ、乳房を露わにされる。
二年前よりぐっと豊かにふくよかさを増した胸のふくらみを骨太の指で包み込まれただけで、珊瑚色の唇からはすすり泣きのような声が洩れた。
今、明姫は上半身は裸で、ユンの膝にまたがっていた。下はチマをまだ付けているものの、その下のズボンや下穿きはとうに脱がされてしまっている。チマの裾が大きくまくれ上がったその下からは、白い眩しい太腿が露わになり、何も身につけていない全裸よりも、かえって淫らに見える。