身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第13章 第三話 【観玉寺の廃妃】 涙の味
―いやっ。
思わず悲鳴を上げて這って逃れようしたところを、ユンが背後から素早く抱き止めた。
―今宵だけは私の言うことを聞いてくれ。
背後から覆い被さられ、乳房をやわやわと揉み込まれると、それだけで身体の力が抜けて、くたっとなってしまう。その隙にユンは背後から明姫の中にひと息に入ってきた。
先刻からいくばくかの刻を経ているというのに、ユン自身は萎えるどころか、ますます大きく固さを増しているように思えた。ユンの屹立を失って寂しがっていた明姫の肉筒は歓び勇んで屹立を受け容れ、逃すまじとばかりにぎゅうぎゅうと喰い締める。
思わず悲鳴を上げて這って逃れようしたところを、ユンが背後から素早く抱き止めた。
―今宵だけは私の言うことを聞いてくれ。
背後から覆い被さられ、乳房をやわやわと揉み込まれると、それだけで身体の力が抜けて、くたっとなってしまう。その隙にユンは背後から明姫の中にひと息に入ってきた。
先刻からいくばくかの刻を経ているというのに、ユン自身は萎えるどころか、ますます大きく固さを増しているように思えた。ユンの屹立を失って寂しがっていた明姫の肉筒は歓び勇んで屹立を受け容れ、逃すまじとばかりにぎゅうぎゅうと喰い締める。