君のクラスで1時間
第2章 私の呼び名は『ひなこ』
「持って無いよ?」
「は?!」
「だって、返されたの昨日だし。普通、持って来ないでしょ?」
持って来ていたにしても…
人様にお見せできる代物じゃ無いし!!
「…まず、教わる姿勢ができていない。教える方は、何処がわかってなくて、何を間違えたのか。それと、何処からどの様に教えるかを考えなくてはいけないんだ。
…それを、全く知らない相手の進級がかかってるテスト勉強を手伝えと言われ、何の得も無い事に俺が付き合わされているのに、等の本人にやる気が無い。」
「あります!!」
だだだだっと言い連ねられた私だけど、進級がかかってるんだもん!!
やる気はあるもん!!
ふんっと言わんばかりに言ってやると、無表情のまま頬をつねられた。
「は?!」
「だって、返されたの昨日だし。普通、持って来ないでしょ?」
持って来ていたにしても…
人様にお見せできる代物じゃ無いし!!
「…まず、教わる姿勢ができていない。教える方は、何処がわかってなくて、何を間違えたのか。それと、何処からどの様に教えるかを考えなくてはいけないんだ。
…それを、全く知らない相手の進級がかかってるテスト勉強を手伝えと言われ、何の得も無い事に俺が付き合わされているのに、等の本人にやる気が無い。」
「あります!!」
だだだだっと言い連ねられた私だけど、進級がかかってるんだもん!!
やる気はあるもん!!
ふんっと言わんばかりに言ってやると、無表情のまま頬をつねられた。