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君のクラスで1時間

第3章 ご褒美合戦

「…まぁ、この分なら問題なく進級出来るだろ。」


「健人~、マジで神だよ神!!」



ガシッと手を掴み、半泣きすると手を振り払われ、苦笑された。



「俺が教えてるんだから当たり前だろ。つーか、受かってから言え。」


「そ、そうだよね?」


「それと、下手な点数で合格も許さないから。」


「…へ?!」


「当たり前だろ?100点とって初めて、俺が教えた意味がでて来るんだから。」



何処までも鬼畜な奴め。
当たり前のように言い放つ健人に、若干殺意が…
はっ!!
いけない、いけない。
仮にも私の進級をお手伝いしてくれる恩師だ!!

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