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ヴァンパイアの誘惑<短編集>

第1章 俺様ヴァンパイアの誘惑




「やっぱり黒木くんは優しいです!」


「はぁ!?何だよいきなり…」

「私を家までおくってくれたり…黒木くんは優しいんですっ!」


「っ!?//…意味わかんねぇ」


そっぽを向いた黒木くん、その頬が少しだけ赤かったような…


気がしました…



「お前は何にもわかってねぇのな」


「へ?」



突然、私を壁の方に寄せて顔を近付ける黒木くん。


その後ろを車が走っていった。


あ…車…



私の顎をクイッと片手で持ち上げ視線を絡められた。


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