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わすれない

第1章 出会い

男の質問に何も答えず黙り込んだ。



男はおーい?とか、もしも~しとか、ミサキちゃ~ん?とか話しかけてきてたけどそれでも黙り込んでいた。




車はしばらく走ったあとどこかに止まった。




駅ではないどこかに…。




「駅じゃないけど…。」




止まった場所を見渡して出た言葉。



男は フッ と笑い私をみた。



「な、なんなの?
じろじろ見ないでよ!」



男は黙ったままずっと私を見つめていた。


――なんなのよっ!そんなに見られちゃはずかしいじゃないっ!


見つめられることに慣れてない私はきっと、、、
いや、かなり 顔 赤い。

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