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健康診断

第2章 診察


「では診ますね…とその前に、」


シュルリッ

手首や足首が紐のようなもので固定された



「なっなんですかこれは、」

さすがの私も黙っていられず声をあげた


「先ほど聴診器に反応していた方が何をいっているんですか、」

先ほどの優しい先生とは思えないほどの意地悪な笑みをうかべていた


「なっ…気付いて」

「当たり前です、」


かあああっ

羞恥で頭が可笑しくなりそうだった


「大声出しますよ!」


「…出してもいいですよ、ただ」



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