Sky Blue
第4章 戸惑い
「そうなのか…」
「お前、肌白いし顔もイケてるし、大人しそーだしそりゃ誤解もするっつーの」
「オレのせいなのか?」
「だってケンカとかしなさそうじゃん!!」
買ってきた缶コーヒーをグイッと一気に飲み干す。
「何か気ぃ抜けたら腹減った。そーいやオレ夕飯食ってねーや」
「オレも」
「じゃぁ、何か食べに行こ。ここなんもないから」
泉は頷き、携帯のソーイングセットを借りる。ボタンを手早く付けるのを彼は不思議そうにじっと見つめていた。
外に出ると10時半を回っていた。
「今度はオレが漕ぐよ」
今は泉が主導権を握っているような形になっている。自転車に跨り振り向く。
「乗って」
立場逆転だ。
「何かムカつくなぁお前……」
そう言いながらも彼は大人しく自転車の後ろに跨る。
「道案内よろしくな」
風邪を切り自転車を走らす。
こんな気持ち初めてだ。
普段の自分だったら、まず自転車なんて乗らないし、自分から誰かに話し掛けることもない。
この時間は泉にとって凄く貴重で特別な時間だと言う訳だ。
「マック?」
「うん。嫌い?」
彼の言う通りに進んだ道の行き先は知らない人なんていない有名なファーストフード店だった。
「食べたことない…」
「はっっ!?
ウソだろ………?」
今度は泉が驚かせる番だった。普段学校や予備校で勉強ばかりしている泉は寄り道なんてしないし、外で誰かと食事なんて今回が初めてと言ってもいいくらいだ。
「信じらんねぇ。
じゃあ、オレのオススメ紹介してやるよっ」
今度は彼が優位に立ったように泉を店内へと連れて行く。2人は同じ物を頼みお腹が減っていたこともありハンバーガーを3個も平らげた。
「あ~マジ腹一杯!!
どぉ?初マックの感想は?」
「思ったより美味しいかも…」
「だろ?」
彼は満足そうに泉を見る。あの誤解が解けてから、視線を逸らすことはなくなった。
「なぁ、名前教えろよ。」
アイスコーヒーに刺さっているストローを外しながら泉の方を向く。
「聞きたくても聞けなかったんだからな~
言いたくないだろうと思って……」
そう、彼は敢えて名前を聞かないようにしていたのだ。だが、その必要も無くなった。
「なぁ!!聞いてる?
ナ・マ・エ!!」
「―――――イズミ」
「お前、肌白いし顔もイケてるし、大人しそーだしそりゃ誤解もするっつーの」
「オレのせいなのか?」
「だってケンカとかしなさそうじゃん!!」
買ってきた缶コーヒーをグイッと一気に飲み干す。
「何か気ぃ抜けたら腹減った。そーいやオレ夕飯食ってねーや」
「オレも」
「じゃぁ、何か食べに行こ。ここなんもないから」
泉は頷き、携帯のソーイングセットを借りる。ボタンを手早く付けるのを彼は不思議そうにじっと見つめていた。
外に出ると10時半を回っていた。
「今度はオレが漕ぐよ」
今は泉が主導権を握っているような形になっている。自転車に跨り振り向く。
「乗って」
立場逆転だ。
「何かムカつくなぁお前……」
そう言いながらも彼は大人しく自転車の後ろに跨る。
「道案内よろしくな」
風邪を切り自転車を走らす。
こんな気持ち初めてだ。
普段の自分だったら、まず自転車なんて乗らないし、自分から誰かに話し掛けることもない。
この時間は泉にとって凄く貴重で特別な時間だと言う訳だ。
「マック?」
「うん。嫌い?」
彼の言う通りに進んだ道の行き先は知らない人なんていない有名なファーストフード店だった。
「食べたことない…」
「はっっ!?
ウソだろ………?」
今度は泉が驚かせる番だった。普段学校や予備校で勉強ばかりしている泉は寄り道なんてしないし、外で誰かと食事なんて今回が初めてと言ってもいいくらいだ。
「信じらんねぇ。
じゃあ、オレのオススメ紹介してやるよっ」
今度は彼が優位に立ったように泉を店内へと連れて行く。2人は同じ物を頼みお腹が減っていたこともありハンバーガーを3個も平らげた。
「あ~マジ腹一杯!!
どぉ?初マックの感想は?」
「思ったより美味しいかも…」
「だろ?」
彼は満足そうに泉を見る。あの誤解が解けてから、視線を逸らすことはなくなった。
「なぁ、名前教えろよ。」
アイスコーヒーに刺さっているストローを外しながら泉の方を向く。
「聞きたくても聞けなかったんだからな~
言いたくないだろうと思って……」
そう、彼は敢えて名前を聞かないようにしていたのだ。だが、その必要も無くなった。
「なぁ!!聞いてる?
ナ・マ・エ!!」
「―――――イズミ」
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