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Sky Blue

第6章 ガラスザイク

そんな永斗だったが、昨日の行動は流石に自分自身でも驚いた。まさか他人を家に上げるなんて、それも会って間もない人間なのにも関わらずだ。

不思議なのは泉が帰った後、いつも少なからず感じてしまう孤独は全くと言っていい程感じなかったことだった。


普段と何も変わらない部屋に、先程の出来事は本当あったのかと疑ってしまった。永斗にとって苦手な孤独を感じずに済み、安堵してもいい筈なのに思わず泉の気配を探してしている自分がいた事実。




不覚にも、泉がこの部屋に居たことを物語っていたのは机の上に置かれたお金だったが……。



「なぁ、」
「あ?」

パンを頬張り返事だけすると、カズは永斗から眼を逸らした。いつものふざけたカズの雰囲気とは明らかに違うことを感じ、口の中のパンを片付けカズに向き直る。


「何、どうした?

もしかして“アイツ”のこと?」

「あ……いや…、


もういーよ。アイツは他の男とよろしくやってるだろーから」

「え?だってこの間………」

その続きを言うのは躊躇われた。仮にも男が男に襲われたなんて言いたくないにも程がある。カズの友達でもあるのだ。


「ああ、アレか…」


思い出させてしまったことを後悔したところで、もう遅い。

「ナットが気にすることじゃねぇよ。




――――――合意みたいだったし??」


「は?」

この間のカズは“年上にヤられそうなところを助けた”と言っていた筈だ。
話しが違う。

もしかしたらカズも勘違いしたのか、などと考えたところで昨日の恥ずかしい自分を思い出し、考えるのをやめた。


「誰でもいーんだよ…アイツ。」


「カズだってそーだろ、セフレなら腐る程いんじゃん?」


ある意味矛盾した考えであることはカズも理解しているようだ。考え込む様子を僅かに見せた。




「名取、


男同士ってさ……どう、思う?」

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