このアパート危険すぎる…
第2章 ようこそ
ギギッとボロそうな音をたてて扉を開くと、
右隣の部屋の人が俺と同時に部屋から出てきた。
いかにもガラの悪そうな人だ……
髪は金髪、右耳に髪をかけ、ピアスが丸見えだ。
でも美形の部類に入る。目はぱっちりででも全体的にキリッとした顔立ち。
うん。かっこいいと思う。
不良にはあまり関わりたくないけど…いいや。今あいさつ済ませちゃおう。
俺はその人に声をかけて見ることにした。
俊「あの、すいません、隣に引っ越してきた井上俊っていいます。これからよろしくお願いします…」
「…また弱っちぃのが来たな…」
は?
そして少し口角を上げ
「いじめ甲斐がありそうだ。」
と冷たくいい放った。
俺はそれに少し苛立ちを感じたがそこは大人の判断でなんとか抑え……
いや。嘘。俺がただのチキンなだけ。
ヤンキーなんて怖くて怖くてしょうがない。
俊「は、はぁ…」
「ま、宜しくな。」
そう言い、手をさしのべて来た。
握手…?
俺も手を差し出し握手をする。
「俺は早瀬湊(ハヤセミナト)。喧嘩大好き。」
最後の一言絶対いらなかっただろ。
そんなことを思っていると遠くから声が聞こえてきた。
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