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遠い幼なじみ

第2章 私の幼なじみ

どうも皆様、みっちゃんこと美桜です。





私は今日から、菊葉高等学校の生徒になる。











……が。




「やっっばぁい!!遅刻ぅぅぅっっ!!!」





初日から大ピンチっ!




どうやら目覚まし時計がぶっ壊れてしまったらしい。





私はセーラー服に腕を通し、リビングで朝ご飯のトーストをバクバク食べる。




私は起こしたわよ。と母さんが呆れ顔で言う。







食べ終わると、速攻で歯磨きをして寝癖を整える。









玄関で靴を履いていると、後ろから母さんが現れた。








母「そういえば美桜ちゃん。あの人がお隣に引っ越して来たのよ!」






「え?どの人?









……って、もうこんな時間っ!?行ってきます!!」









私は勢いよく家を出ると、近くからピーピーと大きな音がした。






音のした方を見ると、隣の家で引っ越しのトラックがとまっている。




母さんの言った通り、隣の空き家に誰かが引っ越ししてきているみたい。















………そういえば。




アイツん家が引っ越してから、この家ずっと売れてないな……



















いっけない、遅刻遅刻!!!

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