無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

*学校*





「…ま、間に合った………」




なんとか間に合ったらしく、校門に生徒が集まっている。







ゼエゼエと息を乱しながら、私は親友の沙希に寄りかかった。








沙「おそいよみっちゃん！ほら、クラス分け表」







沙希が、綺麗な細い腕で紙を私に渡した。





沙希は中学の時からの友達で、女の私から見ても凄く可愛い。




性格もフワフワしてて守ってあげたくなる感じで、女子の憧れ。





そんな、みんなのマドンナ沙希の親友が、こんなアホで剣道の汗臭い女でいいのだろうかとたまに悩んでしまう。











「えーーっと、私のク、ラ、ス、は………」






あった。
Ｂ組か……







沙「離れちゃったね…」





「沙希は……Ｅ組か～」




残念…




新しい友達つくるしかないか。



同中の人もいるけど、そこはグループで作られている。



私は何人かでワイワイやるよりも、沙希とみたく２人で楽しくやってる方が好きだ。











「同じ小学校の人とかいないかなぁー













ん？」