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遠い幼なじみ

第2章 私の幼なじみ

沙「どったの?」





「沙希の出席番号前の人……」






沙「ん?」




私は自分のクラス分け表の、ある人の名前を指差した。










『゛高梨圭介゛……』






沙「誰?」




「忘れたの!?ほら、私の幼なじみの……」





沙「あーあ、あのツンデレかぁ」



沙希がポンッと手を叩く。






ツンデレ…なのか?



私はデレの部分を見ないけど。









……それにしても、凄い偶然。


まさか、アイツと同じ名前の人がいるなんて……






沙「てか、みっちゃん!!もう時間ギリギリだよ。行こ!!」




「あ、うん!」





新入生は体育館には行かず、とりあえず各自の教室へ行く。



私と沙希は急いで校舎の入口へと走った

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