妹えっち!
第7章 妹の性事情
学校帰り、いつもの三人でマックに寄り道した
「で、どーすんのよ」
「え?」
「都筑哲平のコト
もうすぐ約束の一週間だけど?」
美春は真剣な表情だった
「すごいなぁ
あんなイケメンに告られるなんて
すごいなぁ璃乃ちゃん
わたしなら一日中キャーキャー言っちゃってると思う…///」
北斗は顔を赤くして自分の事みたいに喜んでくれている
都筑哲平は同じ三年の
バスケ部のキャプテンだった
三年はクラス違うが
二年の頃は同じクラスで
よく昼休みにバスケしていた
上手い人で彼の運動量についていける人はなかなかおらず、相手を探している所に白羽の矢が立った
結論から言えば
璃乃は合気道に通じてるゆえに体幹が強くバランス感覚に優れ
細身な女子でありながら
当たり負けしないし、技術はなくても運動量は彼よりあった
敏捷さや跳躍力、反射神経も抜群に優れており、彼にとってはよき好敵手になれたかと思う
それで仲良くなり
男子の中じゃ一番仲がよかった
「汗臭いとこしか見せてないのに
どうして好きになってくれたんだろ」
「顔でしょ」
…顔
そういえば朝お兄ちゃんも似たような事を言っていた
「それかカラダ
あんた異常にスタイルいいし
ほせーよなにこれ反則」
「璃乃ちゃん赤ーい!
そうだよねイケメンだもんね!」
「あ、いや、違…」