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第4章 二ヶ月前





時間が無いので、気にしている場合じゃなかったが、この女のことが、そんなに好きなんだと分かるとイラ立ちと嫉妬でいっぱいになりながら、他の引き出しを見たが、何もなかった。



収穫はこの意味の無いアルバムだけ?




と、
思いながら、
イライラしていたら、誰かが階段をのぼっては、この部屋に向かって来ているように足音がどんどん近づいてきたので、慌てて電気を消して、カーテンの裏へ隠れた。



バルコニーへと行く窓だったので、カーテンの長さは私の身長以上あり、足まですっぽりと隠れるので、私の体は全く見えないが、捲られたりしたら終わり。



私は震えながらも息を潜めては様子を見るしかなかった。



お願いだから、
引き返すか、通り過ぎて………

お願い!


心の中で必死に叫んだ。



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