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第4章 二ヶ月前




先ほど
老人が置いて行ったと思われる、陶器のような物が気になって、部屋中色々なところを見たが、何もなかった。



老人が置いて行った物は一体何だろう?


しかも知らない老人が家にいるなんて一体……



宮本が老人を雇ったのかしら?


流石にこの広い屋敷に民江と二人で管理するのは人手不足だからね。

でも、何で食事の時に挨拶しなかったのかしら?



それとも
宮本と母が企んで、裏で雇ったのね。


では、
あの老人は私の敵。

見つからなくて、本当に良かったわ。

私はそのとき、安心したのか、胸を撫で下ろした。


その時は……


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