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第4章 二ヶ月前




今の私には信じることが出来なかったが、あの老人のことが知りたくてしょうがない。


どうしよう。


「民江さん、
宮本と二人でこの家を見るのは大変でしょう?
もし良かったら、もう1人新しくお手伝いする方がいたほうが良いかしら?」



「お気使いありがとうございます、でも旦那様には二人で見てほしいとのことでしたので、大丈夫ですよ。」


民江は笑顔で答えた。
では、あの老人は何なの?民江は知らないのだろうか。
それとも、民江は関係無く、宮本と母の差しがねなの?


先程味わった、あの経験は何なの?

あれは幻聴と幻覚で、やはり私はおかしいの?

私は一体……


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