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第2章 三年前




ヨーロッパをイメージして作られた大理石のお風呂場は家の自慢でもあった。




室内は蒸気で真っ白で霧がたったように湯だっていた。



湯船に入りくつろいでいると後ろから変な音が聞こえてきた。






ガタガタ…




怖くなって
思わず警戒して湯船の端に行ったが、湯船は室内の真ん中にある。




「誰かいるの?」

といいながら覗き込もうとした途端…






ガシャーンっ!






一体何がおきたか分からなかった。




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