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第2章 三年前




「…ま」


「…さま」


ん?

五月蝿いわね…


何かしら?



「…こ…さま」








「百合子様!」





驚いて起きたら、宮本と民江と知らない白衣の男性が心配そうに私の顔を見つめていた。






頭が痛い。




でもこれは頭痛の痛みではない。



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