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第7章 前日




母に一番輝いていた時を思い出してほしくて、母と同じ姿をして遊んでいた頃の叔母の写真を母の写真と一緒に入れては 旦那様と一緒に長崎を後にした。



船に乗って,


列車に乗って、


車に乗って向かっていた途中……





事故に遭い
旦那様は途中病院で息を引き取った。


私は何故かかすり傷だけだった。



旦那様がかばってくれたのであろう。


旦那様を失った衝撃と流石にまだ見ぬ親族には申し訳なさで一杯だった。



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