
私
第15章 ‐‐:‐‐
気持ちお湯を少なく入れていたせいか、お茶は1人分だったので、もう一度お湯を沸かしたては、窓の外を見て
「先程まで嵐が酷かったけど、天気少し落ち着いたみたいね。宮本さんは「何故……何故こんなこと……」
「宮本さん?」
「何故こんなことになってしまったんだ……自分は民江さんを手にかけてしまった。」
「あれは事故よ。」
私はお湯を沸かしているケトルに目を向けていた。
ケトルの中の水は温まってゆき、次第にグツグツとお湯になる独特の音を出してきた。
後ろに座っている宮本が震えているのが伝わってきた。
