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第15章 ‐‐:‐‐








!!!!!



「こ……
これは…………」


「ご存知のようで。
そう、ドイツでは死刑台として使われていたブナ材で出来た、首吊り用の処刑台ですよ。この家に昔からある使用人がオイタをした時に使用していた物です。
私もあれを使用しましたよ。
ここにいる三人意外は皆、貴女の遺族の方々が愛用されていた物です。」


「!!!!!」


「しかも、
貴女は自分の本当の正体がまだ分かっていない。」


「分かったわ!
私は百合子では「そうじゃ無い。貴女の状況ですよ。」


「?!??」



私は混乱していた。では、一体私は……
私は一体……?





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