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第2章 三年前





ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…




「百合子さん!
開けてちょうだい。」



やめてー!



と言いたいが、また声が出ない。




ガチャガチャ…





お願い。
やめてー!



凄い力でドアを開けようとしているので全身で押さえつけても、ドアがギシギシと動き始める。



ガチャガチャ…

ガンっ!




ドアが開いてしまう。



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