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第2章 三年前




真っ黒い腰まで長いストレートな髪に真っ白で血行の良い唇、クリクリとした黒い目に私よりも背が高く上品な面影…





民江の何もかも気にいらなかった。





唯一私がこの女に勝っているのは、お金と職業だった。




お父様が勝手に雇わなければ、ここにはいない筈なのに…




頭が痛い。



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