テキストサイズ

第2章 三年前




半年後に親が決めた愛していない男性との結婚も決まっている。




今まで何でも親の決めた道に進んで来たが、これだけは賛成出来なかった。





私には胸を痛む程に愛しい人がいるからだ。



人の気も知らずに。



目の前にいる自由に見える民江を見るとイライラが一層激しくなる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ