
?…好き…?
第3章 えっ○…?
運転する彼女の横顔を見ながら考えてしまっていた。
こうなっておいて、いや、こんなことをしておいて、誰も信じてはくれないだろうが、やっぱり妻を、愛してる。
妻はえっ○が苦手だ。
俺が下手なのか、それとも妻が経験不足だからなのか…
それでも妻は、ちゃんと俺の相手をしてくれる。
確かに、妻の方から何かしてくれる、ということは少なく、寂しかったりはするが、俺となら大丈夫、と俺には頑張って、耐えて、させてくれる。
そんな妻を、とても好きだ。
やっぱり愛してる。
なのに…
彼女の横顔を見ている俺はどうだ…
やっぱり…好き…なのか…
二人を…好き…なんて…
そんなこと…
あ゛ーっ…
分からない…
分からないよ…
だけど…
今は…
どうしても…
右手でハンドルを操る彼女の左手を握りしめた…
「嫌…?」
「ううん、いいよ」
「ありがと…今日は…ホントにゴメンね…」
「いいよ…楽しかったから…」
とても…優しく思えた…
「kissのこと…言ったでしょ…私…ね…昔、二人を同時に好きになったことがあるの…本当に…どっちも…必要で…失いたくなくて…凄く…苦しかったんだぁ…それで…結局…どちらも選べなくて…どちらも…諦めた…辛かったぁ…だから…kissは…ダメなんだぁ…」
この人…
俺のこと…?
そんなに…?
だから…
失いたくない…?
まさかね…
俺…
この人と同じようになる…?
二人を同時に…?
頭の中で、色んなことが駆け巡る…
「だから、ね、力を抜いて、楽~に楽しみましょっ♪」
確かに、本気になられても、困るだろう…
俺が本気になってしまっても、彼女は困るだろう…
「そうだね…」
そう言うしかなかった…
その日は、それで終わった…
こうなっておいて、いや、こんなことをしておいて、誰も信じてはくれないだろうが、やっぱり妻を、愛してる。
妻はえっ○が苦手だ。
俺が下手なのか、それとも妻が経験不足だからなのか…
それでも妻は、ちゃんと俺の相手をしてくれる。
確かに、妻の方から何かしてくれる、ということは少なく、寂しかったりはするが、俺となら大丈夫、と俺には頑張って、耐えて、させてくれる。
そんな妻を、とても好きだ。
やっぱり愛してる。
なのに…
彼女の横顔を見ている俺はどうだ…
やっぱり…好き…なのか…
二人を…好き…なんて…
そんなこと…
あ゛ーっ…
分からない…
分からないよ…
だけど…
今は…
どうしても…
右手でハンドルを操る彼女の左手を握りしめた…
「嫌…?」
「ううん、いいよ」
「ありがと…今日は…ホントにゴメンね…」
「いいよ…楽しかったから…」
とても…優しく思えた…
「kissのこと…言ったでしょ…私…ね…昔、二人を同時に好きになったことがあるの…本当に…どっちも…必要で…失いたくなくて…凄く…苦しかったんだぁ…それで…結局…どちらも選べなくて…どちらも…諦めた…辛かったぁ…だから…kissは…ダメなんだぁ…」
この人…
俺のこと…?
そんなに…?
だから…
失いたくない…?
まさかね…
俺…
この人と同じようになる…?
二人を同時に…?
頭の中で、色んなことが駆け巡る…
「だから、ね、力を抜いて、楽~に楽しみましょっ♪」
確かに、本気になられても、困るだろう…
俺が本気になってしまっても、彼女は困るだろう…
「そうだね…」
そう言うしかなかった…
その日は、それで終わった…
