
?…好き…?
第4章 乳癌…!?
「ハァ…そろそろ帰らなくちゃ…アイツ…きっと子供にご飯もやらないんだぁ…」
「そうだな、チビちゃんに飯喰わせてやんな」
まったく俺もお人好しだ…
自分に言いたいこと言った女相手に…
もしかして、マジで好きなのかな…
未だに自分の気持ちが分からない。
割り切れる、そう思いかけてたのに…
次に出勤が重なった日も、彼女は駐車場で俺の車に乗り込んだ。
やっぱり彼女は不安なのだろう。
今回は少しだけ落ち着いていると云うか、多少笑ったりもしていた。
「そういえば、六星占術少しだけ俺も見たよ、俺、木星人だろ?木星人と金星人て面白い関係らしいじゃん」
「どんな関係?真面目と楽天家でしょ」
「そう、岩みたいに硬くてゴツゴツした木星人、それをまあるく削っていく川の金星人」
「カワ?」
「うん、流れる水の川ね、よく言うじゃん、水の力って凄くて、硬い岩を流れで削ってしまうって」
「そういう意味かぁ」
そうこうしてる内に結構いい時間だ。
「ハァ…帰らなきゃ…私がこんな状態でも…アイツ…どうしようもないまま…帰りたくないなぁ…なんで…結婚したんだろ…結婚してなきゃ…ずっと…こうしていられるのに…」
「馬鹿言ってないで、チビちゃんの為に帰りな」
それぞれの車で走り出す…
ホントに…彼女にとって、俺は…?
只の同僚になるべきだと思いもした。
でも、こんなことになって、俺の車に乗り込む彼女。
必要とされてる、そんな気がした。
暫く並走してたが、別々の道に。
彼女に電話する。
「どうしたの?」
「さっきまで話してたのにね…あの…さ…」
「な~に?」
「俺を削る川でいろよ…ずっと…さ…」
ずっと…元気でいてほしい、そんな気持ちだった…
「うん…そのつもりよ…」
「そうだな、チビちゃんに飯喰わせてやんな」
まったく俺もお人好しだ…
自分に言いたいこと言った女相手に…
もしかして、マジで好きなのかな…
未だに自分の気持ちが分からない。
割り切れる、そう思いかけてたのに…
次に出勤が重なった日も、彼女は駐車場で俺の車に乗り込んだ。
やっぱり彼女は不安なのだろう。
今回は少しだけ落ち着いていると云うか、多少笑ったりもしていた。
「そういえば、六星占術少しだけ俺も見たよ、俺、木星人だろ?木星人と金星人て面白い関係らしいじゃん」
「どんな関係?真面目と楽天家でしょ」
「そう、岩みたいに硬くてゴツゴツした木星人、それをまあるく削っていく川の金星人」
「カワ?」
「うん、流れる水の川ね、よく言うじゃん、水の力って凄くて、硬い岩を流れで削ってしまうって」
「そういう意味かぁ」
そうこうしてる内に結構いい時間だ。
「ハァ…帰らなきゃ…私がこんな状態でも…アイツ…どうしようもないまま…帰りたくないなぁ…なんで…結婚したんだろ…結婚してなきゃ…ずっと…こうしていられるのに…」
「馬鹿言ってないで、チビちゃんの為に帰りな」
それぞれの車で走り出す…
ホントに…彼女にとって、俺は…?
只の同僚になるべきだと思いもした。
でも、こんなことになって、俺の車に乗り込む彼女。
必要とされてる、そんな気がした。
暫く並走してたが、別々の道に。
彼女に電話する。
「どうしたの?」
「さっきまで話してたのにね…あの…さ…」
「な~に?」
「俺を削る川でいろよ…ずっと…さ…」
ずっと…元気でいてほしい、そんな気持ちだった…
「うん…そのつもりよ…」
