
?…好き…?
第4章 乳癌…!?
彼女の検査の日が近付いた…
何かしてあげられないかと思った…
子供だましの様な気もしたが、健康を願うパワーストーンのストラップをあげることにした。
ショップに行き、色々と見た。
普段買い物をする時、あまり店員に相談したりしない方だが、今回は勝手が違う。
「大切な女性が病気かもしれなくて、何か健康を願う様な…」
恥ずかしい気もしたが、店員と話をした。
幾つか案内され、彼女の誕生月のラッキーストーンでもあり、健康を願う意味もある石で、尚且つ災いを避ける、と云う意味を持つ形のストラップを選んだ。
検査の日まで時間がない。
勿論連絡してからではあるが、彼女の家の側のコンビニまで押し掛けた。
彼女は子供を自分の車に待たせて、こちらの車に入った。
「これ」
包みを渡した。
「何?またお菓子作ったの?」
何度かお菓子を作って食べさせたことがある。
「今日は違うよ」
彼女は包みを開けた。
こういう意味のストラップだと説明した。
「安物だけど、あまり高価なものや、アクセサリーだと、持っていづらいかと思って」
「ありがと」
「こんなことしか出来ないけど…」
「その気持ちだけで充分…」
彼女はその場で携帯に付けた。
「私ね…子供できたかも…生理遅れるとかないから、多分間違いない…」
俺とし損ねた後、旦那としたんだろう。
子供を作るには、若くはない。
今の内に出来て良かった。
素直にそう思った。
彼女の待望の子供だ。
ただ…乳癌だとしたら?
治療と妊娠…
大丈夫か?不安もよぎる…
病状によっては、妊娠を優先させれば、胸を温存出来ないこともあると聞く…
俺を相手に、胸がなくなったら、友達でいられない、と言った彼女。
今、病気も妊娠も、そうかもしれない、という段階だが、悩んだり、苦しんだりしないだろうか…
「そっか…検査しに行ったら、ちゃんと妊娠の可能性の話もしなきゃだね、妊娠してたら、放射線とかあんまりダメだから、検査の仕方とかも違うかもだし」
何かしてあげられないかと思った…
子供だましの様な気もしたが、健康を願うパワーストーンのストラップをあげることにした。
ショップに行き、色々と見た。
普段買い物をする時、あまり店員に相談したりしない方だが、今回は勝手が違う。
「大切な女性が病気かもしれなくて、何か健康を願う様な…」
恥ずかしい気もしたが、店員と話をした。
幾つか案内され、彼女の誕生月のラッキーストーンでもあり、健康を願う意味もある石で、尚且つ災いを避ける、と云う意味を持つ形のストラップを選んだ。
検査の日まで時間がない。
勿論連絡してからではあるが、彼女の家の側のコンビニまで押し掛けた。
彼女は子供を自分の車に待たせて、こちらの車に入った。
「これ」
包みを渡した。
「何?またお菓子作ったの?」
何度かお菓子を作って食べさせたことがある。
「今日は違うよ」
彼女は包みを開けた。
こういう意味のストラップだと説明した。
「安物だけど、あまり高価なものや、アクセサリーだと、持っていづらいかと思って」
「ありがと」
「こんなことしか出来ないけど…」
「その気持ちだけで充分…」
彼女はその場で携帯に付けた。
「私ね…子供できたかも…生理遅れるとかないから、多分間違いない…」
俺とし損ねた後、旦那としたんだろう。
子供を作るには、若くはない。
今の内に出来て良かった。
素直にそう思った。
彼女の待望の子供だ。
ただ…乳癌だとしたら?
治療と妊娠…
大丈夫か?不安もよぎる…
病状によっては、妊娠を優先させれば、胸を温存出来ないこともあると聞く…
俺を相手に、胸がなくなったら、友達でいられない、と言った彼女。
今、病気も妊娠も、そうかもしれない、という段階だが、悩んだり、苦しんだりしないだろうか…
「そっか…検査しに行ったら、ちゃんと妊娠の可能性の話もしなきゃだね、妊娠してたら、放射線とかあんまりダメだから、検査の仕方とかも違うかもだし」
