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?…好き…?

第12章 2度目…

もう、ガマン出来なかった。
彼女に背後から近寄る…
ヒップに触れる…
彼女は振り向いて、俺の表情をうかがう…
彼女は、くすりと笑った…
「こっちおいでよ」
俺の言葉に従って、彼女はベッドに上がり、寝転がった…
俺は、彼女の顔を見た…
思わず微笑んだ…
彼女は、上目遣いで、その俺の顔を見る…
クスッと微笑む…
あの…
笑顔だ…
思ったことが、そのまま口から飛び出した。
「アンタの、その照れた様な笑顔が好き」
「照れてる?別に照れていないわよ(笑)」
「そうなのかもしれないけど、そういう風に見える、その笑顔が大好きなの(笑)」
「あらそう」
ホントは…
ちょっとは…
嬉しいとか…
ありがとうとか…
言って…
ほしかった…
今日は彼女が俺を誘った。
彼女自らの運転で、車を走らせた。
彼女自身が、ホテルに来る事を提案した。
彼女は自分から、俺の入っている風呂に、入って来た。
なのに…
何故だろう…
どこか…
素っ気ない気がした…
でも、彼女は今、俺の腕の中にいる…
俺に、あの笑顔を向けている…
違和感を感じていても、抑えられなかった…
いや…
これでするのを止めたら…
嫌われてしまう気がした…
止めよう考えるのは…
大好きな彼女の微笑み…
美しい彼女の裸身…
考えずに済むのは簡単だった。
彼女にkissをした…
前もしたのだから、またいいだろう、とは思っていない。
だが、堪えられず舌を入れる…
彼女は拒まない…
いや…
応えてくれている…
良かった…
嬉しい…
とろけそうだ…
身体中の血液が熱くなっている気がする…
彼女の身体は、手術のマーキングも消えて、より綺麗に思えた…
「…綺麗だよ…」

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