S×強気で恋になる
第65章 暴君甘えん坊
お茶でも飲んで
そう言いながら、俺の隣に座る
マダムは俺の手を握ったままだった
「っ、も、帰る・・・」
「どうして?そんなに緊張しなくてもいいじゃない。さっきまでスヤスヤ寝てたのに、怖くなっちゃった?」
可愛いわね、とマダムに
太ももを撫でられる
も、やばい、キモい
っーか力強い、怖い!
真一がいたから、近づきたくねーなくらいだったけど
二人になると緊張する
「で、話ってなに?純平、緊張しちゃって食べちゃいたいわ」
「うっせーよ!!・・・・なぁ、真一って、・・その、・・今まで・・どーゆープレイっーか、・・・痛みになれる方法ってある?」
そんなことを聞かれると思ってなくて、あたしは大笑いした
だって、可愛いすぎる
「っ、笑うなよ!!!!もう俺、体辛いんだよ!!っーか、あいつので毎日腹の中殴られて、も、ついてけねー・・・」
「そんなこと?可愛いわね。必勝法教えてあげる。ちょっと、手荒だけど・・・やってみる?」
「・・・ちょ待て、口で教えろよ?!俺、その、模擬体験みたいなのはごめんだからな!?って、おい、マダム、やめろ!!!っ、くそ、じじい、・・・!!!」
紐を持って戻ってきたマダムに
同様して、つい口が悪くなる
マダムの気に障る
じじいって言ったことなんて
気づきもしなかった